令和7年度 卒業式祝辞

本日卒業を迎えられる保健医療学部26回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、本日ご臨席くださいましたご家族の皆様におかれましても心よりお祝い申し上げます。同窓生を代表して、皆様にお祝いの言葉を送らせていただきます。

皆さんはつい先日まで、正解のある問題を解くための勉強をされていたことと思います。問題文があり、選択肢があり、その中から正しい答えを選ぶ。そうした学びです。しかし、それと並行して、皆さんは臨地実習や臨床実習において、明確な答えのない世界も経験してこられました。

臨床の現場では、確固たる正解と断言できることは少なく、「本当にこれでよいのか」と考え、悩み、不安を感じながら実践する場面が多々あります。それは未熟だからではなく、目の前の人に誠実に向き合っているからこそ生じる葛藤です。

ですから、大いに考え、大いに悩んでください。その経験こそが、皆さんの新たな力となります。もし、どうしても越えられない壁に当たった時は、まずは隣にいる160人の同期に相談してください。皆さんの大切な戦友です。それでも行き詰まった時は、私たち先輩を頼ってください。皆さんには、4,000人以上のサポーターがついています。同じ悩みを乗り越えてきたプロフェッショナルとして、皆さんを支えます。

いつの日か、皆さんも同じ悩みを持つ後輩に手を差し伸べられる同窓生となってください。この「縦のつながり」こそ、永遠に途切れることのない私たちの絆です。ともに医療を担うプロフェッショナルとして歩んでいきましょう。

最後に、本日卒業される26回生の益々のご活躍を祈念いたしまして、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございます。

2026年3月17日

昭和医科大学保健医療学部同窓会

会長 仲保 徹

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