前略 同窓の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。現在、昭和大学保健医療学部同窓会の会長を拝命しております、1回生(昭和大学医療短期大学1回生)の仲保徹と申します。

同窓会会長の職務を引き継ぎ、他学部と本学部同窓会との垣根をなくし、フランクに意見交換ができるよう関係作りを深めて参りました。現在、医学部、歯学部、薬学部の各同窓会とともに昭和大学同窓会を組織し、昭和大学と関係する各行事などは4学部合同で支援するようになっております。関係が深まることで、他学部同窓会地方支部会では、多くの求人依頼を受けるようになり、その広報活動の在り方を現在模索しているところです。同時に、他学部同窓会支部会より、保健医療学部同窓会での地方支部会設立の要望は日に日に高まる一方で、同窓会組織の在り方の難しさを痛感しております。

現在の同窓会の課題として、帰属意識の低いことが挙げられます。医療者としてさまざまな場所で勤務する中で、どの大学を卒業したかということは、些細なことかもしれません。また、大学在籍中の同窓会としてのサポート不足が、同窓としての帰属意識の低下に拍車をかけているのかもしれません。

その打開策の一つとして、保健医療学部同窓会として3学科で開催されている卒後教育の支援を行っております。毎年の各学科での卒後教育だけではなく、各種セミナーが開催されています。各学科ともに多くの卒業生が来校し、互いに切磋琢磨している姿がみられるようになりました。

また、大学在籍中の学生を準会員に対し、在籍中におけるサポートを検討しております。現在、臨床実習前のサポートや就職活動への支援など、できることから始めております。

これらの活動も、皆様のご協力がなければ成り立ちません。キャンパスから離れていても、皆様の所属される施設にはきっと昭和大学の同窓がいらっしゃることと思います。昭和大学同窓会は学部(職種)が違っても、同じ学び舎を出たもの同士、親睦を深めることを目的としております。“絆”の一つの形として、同窓会活動にご協力を賜りたいと存じます。

最後に、同窓生の皆様には同窓会活動へのご協力をお願い申し上げ、皆様のご多幸と益々のご活躍を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

昭和大学保健医療学部同窓会 

会長 仲保 徹(昭和大学医療短期大学 1回生)