卒業式祝辞
本日、卒業をされる25回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、本日、ご臨席いただきました、ご家族の皆様におかれましても、心よりお喜び申し上げます。
保健医療学部同窓会は、今年で25年周年の歴史を数えることになりました。長いようで短いような気がしますが、これからもその活動を続けて行くためにも、皆さんのご協力ご支援が必要です。どうぞよろしくお願いします。
さて、私事ではございますが、先日、私の長男が学校を卒業しました。地方で全寮制の学校に通っていたので、あまり話すこともなかったのですが、ご指名をしてくれたので長男と2人で、一泊旅行をしながら卒業式に参列してきました。今までにないくらいの時間を2人で過ごしましたが、その中で将来の夢や希望について、彼が語ってくれました。卒業式への参列を指名してくれたことが1つ目の喜びで、将来について、少しでも話をしてくれたのが2つ目の大きな喜びとなりました。皆さんは、ご両親に自分の将来について、語ったことはあ
りますか?親の気持ちで言えば、是非、話をして欲しいものです。今日、この卒業式が終わったら、ご両親やお世話になって方々へ感謝の気持ちを伝えることと、自分の将来について、抱いている夢や希望について、語ってみてください。
皆さんの先輩方は約4,000人以上います。医療の世界は比較的狭い世界ですので、どの施設においても、きっと先輩がいるはずです。困った時は、先輩に遠慮せずに頼ってみてください。きっと手助けをしてくれるはずです。そして、皆さんが先輩の立場になったときは、後輩の手助けをしてください。縦と横の繋がりを持ち、昭和大学の絆を深めてほしいと願います。
最後になりますが、皆さんのこれからの活躍を祈念し、私からの祝辞とさせていただきます。
令和7年3月17日
昭和大学保健医療学部同窓会
会長 仲保 徹
